接客販売の知識

カリスマ販売員から学んだ凄い接客術⑨アパレルで顧客さんが大切か分かる理由

8月はアパレルにとって最も売り上げが取りにくい季節になります。

アパレル販売員としてどうやってこの時期を乗り切るか参考になる記事です。

・8月に売り上げを取る方法を知りたい方

・アパレルの8月のリアルな状況を知りたい方

・顧客さんの大切さを知りたい方

このような悩みを持っている方に向けて記事を書いています。

私は全国2位の販売員でアパレルで10年以上も仕事をしていたので、リアルな内容が分かると思います。

ぜひ参考にしてもらえたらと思います。

前回の記事はこちらです。

カリスマ販売員から学んだ凄い接客術⑧セールはアパレル販売員を大きく成長させる

アパレルで本当にお客様が少なくなる8月

7月と半ばを過ぎるとファイナルセールなどと最終売り尽くしセールに突入していきます。

もうお店の半分以上は定価の新商品晩夏ものが中心になって来ていました。

お客様もセールの商品を目的で買いに来る方もほとんどおらず、いいのが有ればセールも買うという方が増えて来る段階です。

ですから、段々と日々の売り上げも少なくなって来る時期なのです。

でも、7月はまだいいのです。やはり、前半でセール売り上げを立てているので、お店としても個人としてもノルマは達成しやすい状況です。

もう1つは、気温です。7月8月は、暑いですよね。ですから、ぶっちゃけTシャツ1枚、ショーパンで生活したいですよ。

だから洋服を買いたいと思う方も軒並み減っていくのが理由です。

8月に入ると、平日は、ほとんどお客様がいない状態になります。

1日に来店されるお客様も10名いたら良い方で、接客できない場合もあります。

店長や副店長などが休みだとその日のトップの先輩はかなりプレッシャーがかかるため、かなり緊張していました。

もちろん、私たち1スタッフも売上が取れないのは嫌なので、必死に売ることになります。

しかし、このお客様を待つ時間がめちゃくちゃ長く感じます。

1日10人ですから、1時間に1名ぐらいしか来店がないのです。

先輩とかが接客すると2時間は接客をしないことになります。ですから、気持ちを維持するのが難しくなるのは理解できますよね。

合わせて、販売員の数がお客様よりも多いとお店 に入りにくくなるので、自然と休憩が多くなります。

1日2~3時間ぐらい小分けに休憩をしていたと笑

その間に店頭に残った時が必死に売る時間になるのです。

めちゃくちゃ緊張する瞬間です。

売れない日でもなんとか売り上げを立てる努力を

なんとなく8月の様子が分かると思いますが、基本的に2月と8月は、一年で1番売り上げが取りにくい月と言われています。

それは、セールが終わって買い物をしようとする人が少なくなるからです。

さらに8月は、真夏のため服はいらないと考える人が多いのも原因です。

ですから、販売員にとってはとても厳しい季節になるのです。

そういう時期ではありましたが、カリスマ店長だけは売れるのです。

その理由が、顧客さんです。自分がいる日にアポを取ってお客様を呼んで売上にしていたのです。

ちなみに8月はノルマも1番少ないので、店長は10日にはノルマを達成していたのです。そのほとんどが、顧客さんの力です。

その時感じたのが顧客さんの力は半端ないなあと言ったところでした。

なんせ私にはまだ、その頃1名も顧客さんが出来なくて、いつもフリー接客での売上でした。

理由は、影の努力をしたくなかったからでした。店長は、手紙や電話などで、定期的にお客様とコンタクトを取っていました。

会社にいる時もそうですし、家でもDMを書いていたのだと思います。私はといえば、そんなことは一切していなきったから、出来るわけがないのです。

当日私がマネをしていたのが、フリー売上だけで売上を取る先輩でしたが、やはり8月とかは苦手でした。

それだけフリーのお客様は、時期に左右されるということだったのです。

おそらく多くのブランドでもこの流れに左右されるところが多いと思いますが、顧客さんがいるところはこれが安定します。

これはとても大切なことです。でも、当時はよくわかって来ませんでした。

ですから、半信半疑ながら顧客さんを作るために、手紙や接客のスタイルをこの時期に変更をしていきました。

合わせて、接客力を高めるため、売れないお客様にどうやったら売ることができるかということも必死に勉強しました。

勉強というと勉強したみたいなのですが、実際は日々の売上を取るために考えて接客をしていたということです。

本当に売れない日がないように本当に頑張ったと思います。

自分が売ればお店も売り上げか取れるのでその意味でもがんばりましたね。

売れない日は、自分で購入

とはいえ、頑張っても売れない日という日もあります。そんな日があると最後は自分で服を買って売上を立てるという日もありました。

今考えると完全なパワハラのような感じですが、きっとどのブランドでもあることだと思います。

もちろん店長などから言われて無理やり買うならパワハラですが、売上が取れなくて仕方なく自ら買ってました。

まあ、もうヤケクソという日もありましたが、自分に反省する意味で買っていました。

だからもう身銭を切るぐらいなら売ってやるという気持ちにもだんだん出てきました。

正直おすすめは、しないですが、先輩たちもやっていたので私はスッと入って来て当時はしていました。

なので、今はおすすめしないです。時代にも合わないでしょうから、ただそのぐらいで接客をする意識は絶対に持つべきです。

出ないと売れても売れなくてもいいんだと思ってしまうからです。それだけは意味がないのでそういう意識は捨ててしまいましょう。

売るという気持ちがまずは大切なのです。

まとめ

今回は、8月ついて説明をしてきました。厳しい時期はあるのですがその時に何をするのかで、結構変わって来ると思います。

私も新しく顧客を作る大切さを、学んだのもこの時期です。やはり痛みを感じて気付いたというベキだと思います。

ですから私の失敗を参考にしてぜひ色々と試してみてくださいね。

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