歴史

【戦術】信長は戦上手、それとも戦下手?得意とした戦術は【名将】

こんにちは、歴史大好きシロチワワです!皆さんご存知の織田信長の戦術ついて今回は書いてみたいと思います。

 

信長といえば、戦国時代でも屈指の人気のある武将ですよね。私も良くするコーエーの信長の野望の主人公でもあります。

 

信長の戦術がどのようなものだったのか姉川の戦いを中心に見ていきたいと思います。

はてな

 

信長が得意とした戦術はどんなものなかの

信長は謙信や信玄とどんなところが違うのか

姉川の戦いの詳細についてしりたい

 

このような方におすすめの記事になっています。

 

信長は間違いなく優秀な指揮官であり、戦略家です。

 

ぜひ、続きも読んでもらえればと思います。

 

 

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戦国武将の織田信長は戦上手、それとも戦下手。得意とした戦術は何。

信長は戦術下手と言われることがあるが、本当なのか。

 

よく信長は戦術下手。つまり戦が上手くないと言われることがあります。有名な司馬遼太郎さんも、信長は戦が上手くないと書いていたりしますが、事実はどうなのでしょうか。

 

私が思うに、戦は決して下手ではありません理由は、尾張の小国から、下手だったらあそこまで版図を広げることは出来なかったと思います。

 

寡兵で多い敵方を下していたりしています。これは、信長が部隊長レベルでの戦争は得意だったという証拠になると思います。

 

なんせ日本の半分を制覇したのは紛れもない事実です。

 

ただし上杉謙信や武田信玄などのような、柔軟な戦術に関しては得意ではなかったと思います。やはり上には上がいるということでしょう。

 

信長が得意としていたのは、機動戦です。これは、秀吉にも受け継がれていますが、朝倉氏を追い詰めた刀根坂の合戦や本圀寺の合戦など、機を見ての少数での合戦を得意としていたと思います。

 

 

勝機を感じたら一気に攻勢を掛けるのは、ある意味信長らしいと私は思います。ついて来れない部下を叱責したりしています。

 

 

総大将が先頭に立って掛けていくのは、どうかと思う方も多いかと思いますが、常に陣頭に立ち信長が立ち向かっていくのは、尾張統一戦から変わっていない戦い方だと思います。

 

部隊長としての戦術からそれほど変わっていないと考えたほうが良いと思います。部隊長としての信長はかなり優秀だと思います。

 

信長自身が武勇を持ち合わせている武将ということもありますし、武勇のある武将に部下はしたがって勇敢に戦うのは古今東西で証明されていると思います。

 

黒ほろ組などの親衛隊を組織していたりするので、個人の武勇を大切にしていたことも分かります。




織田信長の戦術を姉川の戦いから考えてみる

 

その反対に姉川など部隊同士が向かい合う戦いでは、力押しの戦術以外はあまり取れていないのが柔軟な戦術が苦手としていた理由ではないかと思います。

 

 特に桶狭間の戦い以降、相手より兵力を多く動員し戦に臨むのが信長の戦い方でした。

 

これは、どういうことかといえば、桶狭間の戦いは、まぐれの戦いだったと信長自身は気づいていたからに違いありません。

 

だから、二度とあのようなばくちの戦い方は選択しなかったのだと思います。

 

よく桶狭間の戦いで信長の天才的な戦術を評価する人もいますが、私はそうは思いません。これは、まさしくまぐれだったのだと思います。

 

それは、信長自身がよく分かっていて、その後は相手より多いい兵力を集めて戦をするように心掛けています。

 

信長は、天才的な革命家ではありましたが、謙信、信玄のような戦術家ではなかったのです。

 

 

これは、戦の常道で兵力を集中させることができるのは、事前の準備がしっかりしている戦略家の証だと思います。

 

ここに信長が一流の戦略家だと言える理由があると思います。どこぞのガンダムに出てきたセリフを思い出しますが、戦は数ということを理解していたのだと思います。

 

 

つまり、戦の前から勝利はほぼ確定していて実際の戦は力押しで勝てるため、迂回や挟み撃ち、中入れなどの戦術は取らなかったのだと思います。

 

まったくとらなかったわけではないのですが、 人間1人の力は変わらないから、兵力が多い方が最後には勝つと合理的に考えていたのではないかと思います。

 

実に信長らしい合理的な考えだと思いますし、多くの敵に囲まれており確実に勝てる戦をしなければ、一気に周りから滅ぼされてしまうことを理解していたからこその戦略だと思います。勝てはしなくても大負けはしない。数があれば悪くても引き分けに持ち込むことができると考えていたと思います。

 

 

だから、負けても再起不能にならなければ、関係なかったのでしょう。プライドなどは無視して合理的な考えで戦をしていて、それほど重要視していなかったと思えます。

 

 

これはある意味正しいと思いますが、島津の釣り野伏せや信玄の柔軟な戦術などと比べるとやはり物足りない感じがするのは、信長に力押しのイメージがあるからだと思います。

 

 島津家久は、島津四兄弟の中で最も戦術に長けた名将だった

 

 

特に姉川の戦いで浅井長政に押しまくられたイメージがやはり強いですよね。ちなみに浅井長政は、戦術家としてはかなり優秀です。

 

そして、率いる軍勢も勇猛でした。

 

この時も、左右の備えを薄くして突破力を高めるため兵力を全面に集中する戦術をとります。

 

兵力の少ない浅井としては、一点突破して織田の本陣をつく見事な作戦で、実際に先陣の磯野員昌は、織田軍の備えを10段以上突破してみせています。あと数時間朝倉が踏ん張れば、織田軍は総崩れしていてもおかしくなかったでしょう。

 

信長の軍が展開する前に攻撃を開始したため、その数を有効に生かすことができなかったともいわれていますが、あとの徳川軍を考えるとそうではなそうそうです。

 

ちなみに浅井8000、織田軍が2万数千と言われていますが、兵力のアドバンテージを有効に活かせてないのかその余裕がなかったのか疑問が残るところです。

 

 なぜこの時も多い兵力の一部を回り込ませて横から牽制攻撃をさせなかったのかと思いますが、この辺りが信長の戦術が甘いところではないかと思います。

 

対して徳川軍は寡兵で朝倉の大軍に互角以上に戦います。序盤は押されるのですが、耐えて反撃の機会を待ちます。

 

徳川軍の凄いところは、寡兵なのに一部の兵を割き、朝倉の側面から攻撃させます。こういう柔軟な戦術が家康の野戦上手と言われるところなのでしょう。

 

朝倉軍が崩れたところを一気に押し切り流れを引き込みます。

 

やはり面白いのは兵力が少なくても戦術次第で勝負をひっくり返せるところですね。

 

戦術家の見せ場と言えばやはりここでしょう。戦は数ではなく、運用次第といったところでしょうか。

 

その後朝倉が崩れたところから、後詰の稲葉一鉄隊が浅井勢の側面を突き、織田浅井の形勢を逆転させます。

 

合わせて、後方の横山城の抑えにいた、丹羽隊も到着し織田・徳川連合軍の勝利になります。

 

この姉川の戦いも、徳川の活躍を際立たせるために書いたという方も多いですが、多少誇張はあったとしても事実は含まれているとみるのが普通だと思います。

 

現に織田軍が苦戦したのは事実だと思います。その後の調略で佐和山城主・磯野員昌を降すなどしています。

 

徳川軍の活躍がなければ、織田軍だけでは勝ちに持ち込むことは難しかったでしょう。

 

 実際徳川軍の活躍が誇張されていると言われることがあるのですが、私は真実に近いのではないかと思います。




まとめ

信長の戦術をみてきましたが、どうだったでしょうか。今回は、姉川の戦いをテーマにして検証をしてみました。

 

もちろん、信長の戦はこれだけでは、ありません。しかし、大きな戦で信長が采配を取った戦いはこれ以降少なくなります。

 

各軍団長が各地で戦を行い版図を広げていきます。信長の戦術を確かめるには姉川の戦いが良い検証材料だったと思います。

 

もちろん、戦が下手なわけではありません。しかし、戦国時代には戦術が上手な武将が各地にいました。

 

それと比べるとやはり、物足りないと感じてしまうのは、兵力で押しているイメージが強いからだと思います。

 

 

兵力を集めることが出来るのはとても素晴らしいことですし、個々の戦場で勝利をしたら良いわけで、戦術の柔軟性などは二の次ではあると思います。

 

 

ですが、やはり少ない兵力や柔軟な戦術で勝つのには、魅力を感じてしまうのは私だけではないといったところだと思います。

 

 

上杉謙信は生涯無敗の戦の天才だったのはなぜなのか。

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