社会人になると自分が器用貧乏じゃないかと思う時があります。
これといった専門性があるわけでもなく、なんでもソツなくこなせるけど、特化して出来る専門性はない。
きっとこんな悩みを抱えている人は多いと思います。
器用貧乏がなぜいけないのかこれからはスペシャリストの時代ということが理解出来る内容になっています。
私は、全国2位の売上をとったカリスマ販売員です。
アパレル販売員では、腕に自信がある方だと思います。その観点から今回の記事を書いています。
なぜ、ゼネラリストがいけないのか参考になると思います。
ゼネラリストとは、どういう人
広範囲な知識を有し、総合職として活躍できる人ということだそうです。
こう聞くと凄くカッコイイのですが、これが落とし穴です。
結論ゼネラリストは、今後目指すべきものではないです。理由を今から説明していきます。
そもそもゼネラリストは、かなり高いレベルでの知識や管理スキルを、持っていることを指しているのですが、そこまでのレベルに達する人はほとんどいません。
つまり、ほとんどの人が器用貧乏で終わってしまう可能性が高いのです。
もともとの学校教育でもいわゆる5教科を満遍なく勉強した人が成績が良くなりますが、満点を取れる人は限られてしまいます。
ただ学校教育からこの満遍なく教育していくシステムは、会社員を育てるにはもって来いの教育システムです。
実際に会社に就職する人のほとんどが、総合職として採用されていると思います。
技術職の人は、ほんの一握りしか採用されないことからもわかると思います。
つまり、学校教育と会社員になるスキルは、つながっているということが分かると思います。
その代わり、専門性がないため、一部の人以外は、転職や独立が難しくなるという弊害もあるのです。
転職活動などをすると思うことが、自分には専門性がなかったんだと初めて知ると思います。
つまり、会社の肩書きがあったから、出来ていた仕事であって会社がないと一般的に見て評価ができるスキルがないと、おすすめされる求人から分かります。
なんせほかに同じように教育を受けた人がたくさんいるので、代わりがいつでも見つけられてしまうということです。
つまりほとんどの日本人の会社員が器用貧乏というところにいると言えるでしょう。
だから労働者から脱することが出来ない理由だと思います。
スペシャリスト、専門性のある人
スペシャリストと言えば、一芸に秀でている人のことを指したりすると思います。
よく分かるのは、スポーツ選手とかはまさにこの例になると思います。
野球選手は、甲子園に出てプロ野球に行くという流れがあり、凄くとは思いながらも、他の勉強はしていないから、とか少しバカにしていたり、周りからもそう言われたりすることがありました。
もしくは、自分には才能がないから、才能がある人だから一芸で食べていけると教えられたりしたと思います。
ただこれは、間違いがあると思っています。
たしかにプロ野球の選手や日本代表になる人などは、やはり才能がないとなれないのですが、一芸や何か得意なことで専門性を持つことはそれほど難しい事ではないのです。
例えば、美容師や看護師などの国家資格を持つ人は、たくさん日本にいると思いますが、専門性はあると思いますが、取得がめちゃくちゃ難しいものではありません。
ただ国家資格になるので専門性があり、転職や独立などもしやすいです。
また、働く場所も自由に選ぶことが出来ます。専門性があれば、どこに住むかを基準に考えることもできますし、働く場所も選択することが出来ます。
この辺りは、学校では教えてくれないことになりますが、社会に出るとよく分かる部分だと思います。
専門性を、持つことで広がって行く世界についてはやはり学校教育でも教えて行くべきだと思うのですが、なかなかそうはいかないのでしょうね。
これからはスペシャリストの時代
これからは、まさにスペシャリストの時代になって行くと思います。
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理由としては、トヨタが終身雇用を前提に会社員を雇用するのは今後難しくなると言った話しが出て来ました。
また、YouTubeなどで個人で楽しいことをしながらお金を稼ぐ働き方をしている人も増えて来ています。
つまり、インターネットが発達してから何かしらの専門性を、持つ人が会社に頼らずとも、発信ができ世界に影響を、与えることが出来るようになって来ているのです。
これは会社員でも同じで、1つの会社の中で働くよりも、副業なり自身の専門性を高める努力をしていかないとやがて専門性がないということで、会社にいることが出来なくなってしまいます。
ちょうど今の時期は、この過渡期に来ていると思います。
10年前は好きな事を探そうとか、好きな事を仕事にしようなど、が語られていましたが、これからは好きな事をしないと生きていけないという風に世間の雰囲気も変わって来ています。
まだ、過渡期になるので色々な弊害はあると思いますが、若い人はそれを肌に感じている人が増えているように思えます。
だからなりたい職業の中にYouTuberが入ってくるのだと思います。
大人は、バカにしているかもしれませんが、やはり子供の感性は鋭いのだと思います。
まとめ
10年以上前に、好きなことで生きていきなさいという、本田健さんの本に出会いました。
当時は、そんなことができるのかという思いでいましたが、10年経ち周りの世界で活躍している人などをみると、活躍している人は、専門性をる身につけている人しか活躍をしていないことが分かりました。
そして、現在はYouTubeなどで稼ぐ人も出て来ており、時代が変わったなあと思います。
もちろん、プロフェッショナルなどで取り上げられる人を見ても自身の専門性のある分野で活躍している人たちばかりです。
つまり、自身に専門性を身につけるためにどうしたらいいのか、という事を考えながら仕事をしていくことが大切なことだと思います。