接客販売の知識

カリスマ販売員から学んだ凄い接客術⑦アパレル販売員の仕事ぶり

 

販売員になって様々なことで成長をしていきますが、今回は他店舗ヘルプについて記事にしたいと思います。

 

・他店舗ヘルプについて知りたい方

・どんな販売員がいるのか知りたい方

・今の自分の販売に自信がない方

 

このような悩みを持っている方におすすめの記事になっています。

 

 

私は、アパレル販売員で10年以上店頭に立ち、全国で売上2位のカリスマ販売員でした。その実体験の内容になるので、

きっと参考になると思います。

 

ぜひ、読み進めてください。

 

前回の記事はこちら。

カリスマ販売員から学んだ凄い接客術⑥販売員を辞めたいと思ったら読んで欲しい

 

アパレルでよくある初めての他店舗ヘルプ

販売員になって3ヶ月目に入り、イベントやスランプなど、色々経験をして来ました。

 

 

ある程度販売員にも慣れ売上もなんとか取れるようになって来た時でした。

 

 

ちょうど八王子にあるファションビルで人が足りないらしくしばらくヘルプへ行くことになりました。

 

 

私が働いているブランドでは、ヘルプに行くことは珍しく先輩に聞いても今までヘルプに行った人はいませんでした。

 

 

さらにヘルプということで、新人の私が行っても良いのだろうかと凄く不安でした。

 

 

やっと個人の売上をなんとか取れるか取れないかというレベルの私だったので不安にならない方がおかしいぐらいでした。

 

 

 

店長には、新宿の看板を背負っていくのだから、しっかりと売って来るようにと釘を刺されることに。。。

 

 

そんな緊張の中初めてヘルプに行く日となりました。

 

 

ビルや地域によって違うアパレル販売員の仕事ぶり

 

八王子店に着き店長に挨拶をしました。

 

その店長さんは、20歳の方で私よりも年下でした。

 

 

一通りの違いはお聞きして、いざ店頭に立つことになりました。

 

 

まず感じたことは、お客様がほとんどいないということでした。

 

 

新宿であれば、開店と同時にお客様が入って来ますが、ほぼフロアを、歩いている人はおらず、販売員の方が逆に多いぐらい。

 

 

その販売員も、販売員同士で当たり前のようにお店の前や中で、私語をしているような状態でした。

 

 

たしかに穏やかな時は私語も若干はしていたりしますが、こんなにガッツリと私語を、していることなんてなかったのでかなり衝撃でした。

 

 

きっとこれが日常なんだろうなと感じました。

 

 

とはいえ、顧客さんもお客様さんもいないため、ただひたすらにお店でお客様を、待つだけ。

 

 

仕方ないので普段はできないコーディネートの勉強などをすることにしました。

 

 

後で知ることになるのですが、このようにコーディネートやディスプレイなどを変更することで、お店に変化が現れて、お客様が入りやすい空気をつくります。

 

 

簡単なことで常に販売員が待ち構えている状態だとお客様も、入りたくなくなるということです。

 

 

ですから、暇な時こと何かしたら変化をつけることを意識するとよいでしょう。

 

注意してほしいのは、他の販売員が良くしている私語や、携帯やパソコンをいじるなどして暇をつぶす行為です。

 

 

このような行為をしていても、お客様はお店に入ってきません。

 

 

逆に入りつらくなるので、絶対に止めましょう。

 

 

人は忙しく動き回っている活気のある店舗に入りたくなるものです。

 

 

知らぬ間についていたアパレル販売員として実力

そのように、お客様を待っていると自然とお客様が入って来ました。

 

 

新宿で接客をする方と比べて接客慣れしていない、また洋服にそこまで興味がないと言った感じでしょうか。

 

 

見た感じからは特に購入したいと決まったものがないのです。

 

 

これは困ったと思いながらも、世間話をしながら少しずつですがお客様の好みや興味のあるもの、仕事などからおすすめするものを決め試着をしてもらうことが出来ました。

 

 

 

試着をしてもらえれば、ほぼ気に入ってもらえる確率はかなり高くなります。

 

 

そのお客様も気に入ってもらって軽くインナーを合わせて仕舞えば、一気にクロージングまで持って行くことが出来ました。

 

 

トータルコーディネートで4万円程度の売り上げでした。

 

 

店長や先輩もいなかったのである意味のびのびと接客が出来たのだと思いますが、思った以上にスムーズに接客出来てかなり実力がついているのだと初めて気付きました。

 

もちろん、当時はもっと売ることや見せ方を工夫することはできなかったのですが、日ごろからしていることが必ず成果に結びつくということです。

 

 

自店舗で売れなくても、異動などで店舗や場所が変わると急に売れることがあるので、販売員は面白いです。

 

 

ですから、今売れていないからと言って諦めないようにしてくださいね。

 

初めて他の会社の人にスカウトされた

こうしてヘルプの日が続いていきました。

 

自分の中でも接客のコツというか流れがつき始めていた頃だったので、どんどん売れていきました。

 

 

1つは自分の成長と周りの販売員のやる気の無さが影響していたんだと気がつきました。

 

 

美味しいお客様を皆逃していたのです。

 

 

ですから貪欲に接客している私がたくさん売ることが出来たんだと思います。

 

 

おそらく、当時の新宿店のスタッフがこのビルに来ると誰でも売れる販売員になれたと思います。

 

正直それほど周りの販売員がレベルが低かったということだと思います。

 

 

そして、これは本当によくある話でただ惰性で仕事をしているアパレル販売員が多いのも事実です。

 

 

ただ立って時間をつぶしていたら、給料をもらえるというのもありますが、それで貴重な時間をつぶすのはどうかと思います。

 

そのような販売員にはならないようにしてください。

 

もしそうなっているのなら今すぐ販売員を辞めた方があなたたにとっては良いかもしれません。

 

 

大口の売上を立てれるようになっていた私は、自然とフロアで注目される存在になっていきました。

 

 

本当新宿だと売れない販売員だったのに自分でもビックリでした。

 

 

やるやらないでこんなに違うのかとすごく実感した、そして経験をすることが出来たヘルプでした。

 

 

まあ、そんなに売っていたのもあって、私は初めてスカウトされることになりました。

 

 

スカウトなんて本当にあるとは思いませんでした。ぜひ来て欲しいと言われましたが知らない会社です。

 

 

直営店ではないのです。

 

 

この時初めて販売代行会社というフランチャイズの会社がアパレルにはあることを知りました。

 

 

将来自分がこの販売代行会社を作って独立するとは当時は思いませんでしたが、私としては、直営店で働きたかったのでこの話はお断りしました。

 

 

この後何度も色々な会社から声をかけられることになるのですが、アパレルではどうやらそれが当たり前ということでした。

 

 

売れている人は取りたいということみたいです。そして横のつながりもあるので、売れている人は必ず声を掛けられます。

 

 

まあ、手っ取り早く売上あがるからそんなものかと今は思います。

 

 

つまり売れれば色々な未来が開けるわけです。行きたいブランドがある方は、ぜひ個人売り上げをしっかりと取るようにしてください。

 

 

そして、努力もそこまでいらない。

 

 

本当に今回紹介したような販売員が多いのも事実です。

 

 

ですから、少しの努力であっという間に実力をつけることが出来ます。

 

 

これは忘れないで欲しいです。

まとめ

人の成長は、何かきっかけが有れば一気に成長します。

 

 

昨日まで売れなかったのに一気に売れてそのままトップの販売員になるなんてざらにあることです。

 

 

でも、それまでにしっかりと下積みを自分の中でやっておかないといけません。

 

 

なんせ継続をしていかないといけないのですから。

 

 

私も今回あるきっかけで成長することができました。

 

 

なので現状だけ見ずに、今成長しているということを忘れないようにして下さいね!

 

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