犬の肝臓の数値が悪いと言われたことがある飼い主さんも多いと思います。
実は、我が家のチワワも肝臓の数値が悪いと言われて、改善に色々な検査や対策をしてきました。
まさか我が家の子がと思いながらも、色々と手を尽くして通常の数値までもって来ることができました。
きっと同じように悩んでいる方も多いのではないかと思い、今回体験談として記事にすることにしました。
はてな
犬の肝臓の数値が高いと言われた方
肝臓の基礎知識を知りたい方
犬の肝臓の数値を改善する方法を知りたい方
実際に、犬の肝臓の数値を改善させた体験談を知りたい方
このような悩みをお持ちの方に参考になる記事になっています。
我が家のチワワは6歳になりますが、肝臓の数値が悪いと言われたのが2歳のころでした。
2歳と言うとまだまだ若い状態なのに、なぜ肝臓の数値が悪いのだろうと色々と悩みました。
きっと同じように悩まれている方も多いと思いますので、我が家で体験した内容を記事にしたいと思います。
すべてがみなさんの飼っている愛犬に当てはまるとは言えませんが、何かの参考になればと思います。
目次
我が家のチワワの肝臓の数値が高いと言われた
健康診断にて肝臓の数値が高いと判明
年に1回ほど受けさせている定期健診で、我が家のチワワは肝臓の数値が高いと言われました。
当時2歳。
正直、肝臓の数値が悪いと言われてもどのような悪影響が出るのかよく分かりませんでした。
特に愛犬は、2歳と言う若い年齢でなおかつ、人と違ってお酒やタバコなどもしません。
食事も、ドッグフードを与えて人間が食べるようなものを与えることはなかったので、正直何が原因があるのか分からないといった状況でした。
今振り返って良かったと思うのは、健康診断を受けさせていたことでした。
犬は、人間と違って4倍の速さで歳をとっていくと言われています。
特に肝臓は、静かな臓器と言われ何か異変があっても自覚症状が出にくい臓器とのことで、健康診断を受けさせていなければ、早期発見が遅れていた可能性がありました。
ですから、病院で定期券検診を行っていたら年に1回で良いので検診を行っておくことをおすすめします。
我が家がそうだったように、若いからとかシニア犬だからということはなく、病気にかかる場合はあります。
特に犬は、人間と違ってしゃべることもないので異変になかなか気づかない場合が多いと思いますので、客観的に調べてもらうことが大切だと思います。
肝臓の働きの基礎知識
愛犬が肝臓が悪いと言われて、先生に説明を受けるのですが、すべてを説明をしてくれるわけではありません。
また、説明を受けても知らないと質問や内容を理解することも出来ないため、最低限の知識として把握をしておこうと思いました。
ではまず、肝臓の働きにについてみていきたいのですが、肝臓には主に3つの働きがあります。
ポイント
①代謝
②解毒作用
③胆汁の生成・分泌
では、肝臓の3つの機能についてもう少し詳しく確認をしていきましょう。
代謝
肝臓は胃や腸で分解、吸収された栄養素を利用しやすい物質にして貯蔵します。そして必要に応じて、それらを分解してエネルギーなどを作り出します。必要以上のエネルギーを摂取すると、肝臓に脂肪が多く蓄積し、肝臓機能の低下の原因にもなります。
解毒作用
摂取した物質や代謝の際に生じた体に有害な物質を、毒性の低い物質に変え、尿や胆汁中に排泄するという解毒作用を持っています。必要以上に摂取すると肝臓の解毒作用が追い付かず、肝臓に大きな負担をかけてしまいます。
胆汁の生成・分泌
「胆汁(たんじゅう)」は、肝臓の中で常に分泌されている物質であり、主に脂肪の乳化とタンパク質を分解しやすくするはたらきがあります。
肝臓に障害が起こり胆汁の流れが悪くなると、血液中にビリルビンという色素が増え、白目や皮膚が黄色くなる黄疸(おうだん)と呼ばれる症状があらわれます。
肝臓の数値
肝臓が悪いと言われる場合に、必ず確認される数値があります。
肝臓の数値には、ALP・ALT・AST・GGT・T-Bilなど、複数確認する項目があります。
このようにアルファベットの文字がたくさん出てきただけで、頭が痛くなりませんか。
自分の健康診断でも同様の頭文字が出ると思いますので、ご存じの方も多いと思います。
その中でも特に重要なのが、「ALP」と「ALT(GPT)」
この2つの数値を把握しておけば問題ないと思います。
実際に我が家のチワワもこの2項目にひっかかりました。
注意ポイント
「ALP」とは
肝臓の機能自体を表しているのではなく、肝臓周辺の滞りを表している項目になります。
ALPが高いと食事中の脂肪が負担になるケースが多いです。
注意ポイント
この2つの項目をしっかりと確認をしておくと、何が原因なのか判断ができるようになってくると思います。
獣医師さんから説明を受ける際でも、理解や質問もしやすくなると思いますので、頭に入れておくと良いと思います。
愛犬の肝臓の数値を下げるためにしたこと
ここでは、我が家のチワワの肝臓の数値を下げるために取り組んだことを、体験に基づいてお話をしていきたいと思います。
もちろん、勝手判断でなく獣医師さんと相談をしながら変更した部分もあるので、まずは獣医師さんと相談してからがおすすめです。
食事の変更
まず、取り組んだのは使用しているフードの変更です。
我が家の愛犬は、ペットショップから向かい入れたのですが、その際におすすめされたフードをずっと使用していました。
当時は、犬を飼うのは初めてでまったく知識もなかったので、言われるがままにそのフードを購入していました。
勉強したあとでフードの原材料などを確認した際に、あまり良いものを使用していないものだったんだなあとショックを受けました。
ですから、獣医師さんから最初に言われたのが、使用しているフードの変更でした。
まずは、普段の食事から変えて様子を見ようとなったわけです。
それから、新しいフードを選ぶことと、その知識を勉強することになりました。
そこで初めて、プレミアムフードと言う安心安全度の高いフードを知ることになりました。
こちらで書いてあるフードの中から、選んで愛犬に合うものをローテーションして与えるようにしました。
犬と旅行におすすめスポット11個紹介!犬と泊まれる!遊べる!!
運動
日常的な運動量も増やす方が良いとのことでした。
小型犬は散歩に行かなくても良いという話をペットショップで言われたのですが、それはどうなんだろうと思い1日10~15分は、お散歩に行ってはいました。
それでも、やはりまだまだ足りないとのことで、もう少し増やすように言われました。
朝夕の2回。1回15分と、休みの日はもう少し長めにお散歩に行くようにしました。
副効果としては、僕自身も運動になるということでした(笑)
肝臓に良いサプリメントの服用
食事制限と運動だけでなく、肝臓に良いサプリメントを飲むようにも言われました。
この辺りは、人間と一緒と言うことでしょうか。
やはり人間も同じように肝臓の数値を下げるためにサプリメントを飲む人が多いと思います。
食事制限や運動で解決したらいいのですが、早く数値を下げた方が良い場合は、サプリよりも薬を処方されたりもしますね。
でも、数値が気になるほど高くなければゆっくりと下げるためにサプリを使用していくのだと思います。
ということで我が家の愛犬もサプリを継続して服用をするように言われて毎日の食事に足す感じで経過を見ることになりました。
フードにサプリを混ぜたら食べないんじゃないかと心配しましたが、気にせず食べてくれたので安心しました。
前に、薬を与えた際には食べなかったので、薬よりはサプリの方が食べやすくなっているようですね。
犬の肝臓の数値が下がるまでの期間
さて、我が家の愛犬ですが、肝臓の数値を下げるために上記のようなことを取り組むことになりました。
数値が下がるためにどのぐらいの期間がかかったかと言うと半年程度かかりました。
その後、経過観察のために定期的に検査を実施したので、足掛け1年半程度は要したと思います。
こんなにかかるものなのかと正直驚いたものですが、肝臓の数値を下げるにはかなりの時間がかかるようでした。
もちろん、肝臓の数値が悪くなるのには病気などもあるため、一概には言えませんが、日常の生活を改善することがとても効果的であるということが僕も分かりました。
若いうちから健康的なフードと適度な運動をすることは非常に大切だと感じた件でした。
まとめ
今回は、我が家の愛犬が肝臓の数値が悪くなった際に、どのように数値を下げることが出来たかについてお話してきました。
ポイント
フードを良質なものに変える
散歩で良いので毎日運動をしっかりと行う
毎食時にサプリメントを服用する
定期的な検査を受ける
このようなことを継続的にすることで肝臓の数値を下げることができました。
もちろん、腫瘍などの場合も考えられるので、病院での検査は必須になると思います。
我が家の愛犬も今では、数値で引っかかることもないのですが、また同じようになってしまったらどうしようと思うこともあります。
きっと同じように悩んでいる方がいるともいましたので、今回の記事が何かの参考になればと思います。
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