コロナから株式投資を初めた方も多く、ニュースや雑誌も投資関連の話が増えました。
僕も友人や知り合いから高配当株投資について質問をもらうことが多くなったのもそれが理由ですね。
このように日本でも資産運用を考える方が増えたことはとてもいいことだと、個人的には思っています。
僕は15年ぐらい株式投資をしているので、そのころはこんな話もできなかったので、環境はよくなっていると実感します。
では、今回紹介する高配当株投資はどんなものかというと、
実は、様々ある株式投資の中で高配当株投資は、日本人に向いている投資だと言われています。
僕も実際にしているのであくまでも、身近な存在として高配当株投資についてお話できたらと思います。
ポイント
高配当株投資ってどんな投資
高配当株投資をしている人の理由を知りたい
高配当株投資のメリット・デメリットを知りたい
一体どこの株を買えばいいの
このような悩みを持っている方に参考になればと思います。
僕は株式投資は15年ぐらいしているのですが、一通りの投資はやってきました。
数万円から数十万円までマイナスになることもありましたし、運よく数十万円も利益が出たこともありました。
もちろん、それ以外にもたくさん失敗や利益も出たりした中で、高配当株投資は忙しい人に向いている投資ではないかと思っています。
そんな僕が、高配当株投資をおすすめする理由を紹介していきたいと思います。
あくまでも、少しでも株や投資に興味を持って読んでもらえたら幸いです。
高配当株投資とはどんな投資方法なの
企業が年間稼いだ利益から、配当金というお金を株主に出すのですが、その利回りが高い銘柄に投資をして配当金を得る投資になります。
では、その利回りが高いというのはどのくらいから高いというのかと言うと、大体ですが3%を超える利回りの株が、高配当株と呼ばれることが一般的です。
3%というと、全然高くないと感じるかもしれませんが、大手銀行の預金利回りが、0.001%程度なので、100万円預けると1年で3万円と10円という差になります。
これめちゃくちゃ大きいですよね。
もちろん、株式に投資をするので元本がマイナスになるリスクは背負うことになります。
ですから、銘柄選びはとても重要ですし、勉強も必要になります。
株式投資中級者向けと、高配当株投資が言われるのがその理由です。
おすすめは、iDeCoやつみたてNISAをした後に興味があれば、余裕資金の20%ぐらいのサテライト投資として試してみるというのが良いと思います。
その他グロース株、バリュー株などと細かなこともありますが、まずは最低限このぐらいを覚えておけばいいと思います。
高配当株投資をしている理由
なんとなく高配当株投資について分かったと思うのですが、じゃあなんで高配当株投資をしているかと言うと、
キャッシュフロー(お金の流れ)が定期的に入って来るからです。
株式投資には、値上がり益を狙う投資(キャピタルゲイン)もあるのですが、一般的な株式投資のイメージはこちらだと思います。
そして、多くの投資家がしているのもこちらの投資ですね。
企業が成長していくと株価も上がり、株主の資産も増えていくということなのですが、デメリットとして株式を売らないとその利益を手にすることが出来ないことです。
その点高配当株投資は、株式を売らなくても定期的に配当金と言う形で、企業の利益の分け前をもらえるので日々の生活が楽になります。
月々数千円もらえれば、携帯代やガソリン代がまかなえると思うと普段の生活が少し楽になりますよね。
給料がなかなか上がらないご時世、自分だけでなくお金にも働いてもらいながら生活をしていくには非常に良い投資だ思うから僕はするようになりました。
でも、すべての人におすすめできる投資ではないので、次に説明をしていきたいと思います。
高配当株投資のメリット・デメリット
メリット
ポイント
定期的に配当金が入って来る
よほどのことがない限り、持ってる株を売らなくても良い
配当金が増えたら、FIREやセミリタイヤができる不労所得になる
経済や世界のニュースに敏感になる
銀行預金より高い利回り
僕が実際に感じるメリットとしては、上のこのようなポイントになりますね。
株をしていて感じるのは、売り買いのタイミングの難しさがあります。
買うのはいいのですが、売るのは特に難しいです。
売ったタイミングで一気に株価が上がると凄く後悔をしてしまいます(笑)
もちろん、買ったときもですが・・・
なので、その売り買いが少なくなるということもとてもストレスがなくなります。
1度買ったらほったらかしできる点ですね。
そして、株を持っているだけで配当金が入って来る。
これは、完全な不労所得になります。
ですから、FIREやセミリタイヤなどを目指している方には特に人気がある投資方法なのも理解できますね。
で、投資信託などではなく、個別株を選ぶことも多くなるため、経済ニュースに敏感になります。
まあ、これは副産物みたいなところですが、とにかく銀行に預けるぐらいなら高配当銘柄に投資して寝かせておけばいいと思える理由ですね。
デメリット
ポイント
元本割れのリスクがある
銘柄選定が重要
株価が下がった時にホールドできる胆力が必要
決算書や企業の分析が定期的に必要
成長株と比べると成長速度が遅い
デメリットは、この感じですね。
まずは、元本割れのリスクがあるということです。
株式に投資するということで元本割れのリスクはあるのですが、それを自分が理解を出来ているかと言うことですね
合わせて、株価は必ず上下するので暴落時にホールドできるかも試されます。
ろうばい売りという言葉があるのですが、暴落時だと30%程度、リーマンショック時は50%程度瞬間的に株価が落ちたりもしました。
いずれ上がるから気楽にいこうぜと思える胆力は求められる資質になりますね。むしろ、買い向かうぐらいが必要と言うことです。
この辺りが、中級者向けということになるのかもしれませんね。
そして、銘柄を選ぶための時間や分析をするための知識が必要と言うこともです。
倒産してしまいそうな罠銘柄を選んでしまうと、大変なことになってしまいます。
ですから、そうならないために勉強をしなければならないところですね。
また、成長株と比べるとどうしてもリターンが悪くなってしまいます。
高配当株というのは、急成長する銘柄ではないので、Amazonやテスラなどのようなアイドル級の銘柄ではありません。
ですから、急成長はありませんが淡々と利益を積み重ねていくような銘柄になるので、どうしても成長頻度は遅くなります。
それでも、良いと思えるかどうかというところですね。
ポイントを紹介してきましたが、このように少し敷居が高い投資方法になるのは理解いただけたかと思います。
それでも、楽しめる、メリットがあると思える方に非常に良い投資方法だと思います。
日本株?米国株?何がおすすめ
もし株式投資の経験が浅い方なら、米国株のETFをおすすめします。
日本株のETFには良い高配当銘柄がありません。そのため、個別銘柄を集めて自分で、ETFをつくらなければいけません。
ETFや投資信託は、簡単に言うと株のグループになります。
分散効果があり、個別株を買う手間がないのもポイントですね。初心者向けと言われることがありますが、99%の投資家が選ぶべき投資スタイルでもありますね。
米国株だと、VYM、HDV、SPYDを選ぶ方が多いです。特にVYMが利回りは低くなりますが、積み立ても出来ておすすめできる銘柄だと思います。
日本株だと何が良いかと言うとこれは非常に難しいですね。銘柄分析をして各自の投資スタイルにあった銘柄を選択するということになると思います。
ここに関しては、参考にするスタイルを最初真似てみることが良いでしょうねえ。
できれば、米国株と日本株を半分程度混ぜるなどして持つとより安心感は増すと思いますので、参考にしてみてください。
まとめ
今回は最近人気のある投資法の高配当株投資の簡単な紹介をしました。
興味がある方も多いと思いますので、あまり難しい言葉ではなく僕自身が経験したことからお伝えさせていただいています。
実際どうしたらいいのかと言う部分はやってみて経験した中で学んでいくしかないと思いますので、まずはチャレンジということになりますね。
失敗は怖いですが経験をしていかないと上達しないのも事実です。
小額から出良いので興味を持たれたら挑戦をしてみてください。
もし不安な方はコメントくださいね!
一緒にがんばりましょう!
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