どんな季節もお散歩は犬にとってとっても楽しい時間。
でも、真夏のお散歩は本当にいくべきかどうか迷ってしまいますよね。
はてな
『朝は何時ごろからならいいの?』
『夜は散歩に行ってもいいの?』、
夏のお散歩に必要なグッズはどんなものが良いのかなど気になるところだと思います。
そういう気になる方に向けて今回は、夏の散歩の注意点とおすすめグッズを紹介していきたいと思います。
ぜひ、参考にして夏の愛犬ライフを楽しいんでもらえればと思います。
目次
夏の犬の散歩は、早朝と夜が良い理由とおすすめグッズ紹介
日中はダメ!夏の犬のお散歩で注意すべき時間と理由
夏のアスファルトの温度は、65℃以上
30℃を軽く超えてしまう夏の昼間にお散歩をしている方はいますか?
もしいたら、今すぐに止めるようにしてください。
その原因の1つは、太陽で熱せられたアスファルトにあります。夏のアスファルトの温度は、65℃以上になってしまいます。
しかし、84%の犬の飼い主が、50℃未満程度の温度だと思っているそうです。でも、実際は65℃以上というわけです。
さらに、アスファルトの温度が43℃以上になると愛犬の肉球がやけどをしてしまうリスクが高くなるそうです。
正直40数℃で火傷になると思っている人は少ないのではないでしょうか。
私たちに人間に例えるのなら、海水浴に行った際に、砂浜を素足で歩けなかったりしませんか?ついつい忘れがちなのですが、犬の肉球は人間の素足と一緒です。
多少の熱さや冷たさには耐えることができるのですが、火傷や怪我をすることもあります。
アスファルトの温度は65℃以上になることもあるということを肝に銘じておきましょう。
犬は地面から近いので感じる温度も違う
人間は、犬と比べて身長が高いので実際に感じる温度は、気温とほぼ同じ温度を感じることが多いと思います。
そこを基準に犬も同じぐらいの暑さを感じているからまだ大丈夫だろうと思ってしまいがちですが、
実際はもっと地面から近くてもっと照り返しを受けています。そのため、感じる温度も実際の温度も全然違っています。
ぜひ、試しに犬と同じぐらいの高さにしゃがむなどしてみて感じてみることをおすすめします。
そうすると、とても熱いことが体感として理解することができると思います。
実際に自分自身が経験しないとなかなか、理解はできないのが厄介なところです。
犬は上昇した体温を逃がし難い
人間が体温が上昇したらどうやって体温を下げようとしますか?そう、汗をかいて体温を下げようとしていますよね。
では、犬はどうやって体温をさげるかというと、『ハアハア』と舌を出して、呼吸をするパンティングという動作を行い体温を下げるようにしています。
これは見たことがある人が多いと思う、お馴染みの行為だと思います。
熱い呼吸を吐き出して外の空気を吸い込むことで体温を下げ、舌の気化熱を利用して体温を下げるようにしています。
涙ぐましい努力ですね。ここまでしなければいけない理由は、犬は人間と違って、汗腺(汗をかく線)が限られた部分にしかありません。
肉球や鼻などのごく一部しかないため、このパンティングでなんとか体温を下げようとしているのです。
しかも、シー・ズーやパグ、フレンチ・ブルドッグ、肥満傾向の犬などはこのパンティングが苦手で、熱を逃がす行動が上手ではありません。
そのため、熱を逃がしきれずに熱中症になってしまう犬もいます。
つまり、犬にとって体温が上昇する季節は熱中症などから死に直結してしまう危険な季節であるということを
飼い主の私たちは理解をしておかなければならないのです。
お散歩前に「#わんタッチ」
夏のお散歩前の新習慣「#わんタッチ」とは、お散歩前に飼い主が手の甲で地面を5秒間タッチして地表面温度を確認するアクションです。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000019222.html
お散歩前には、地面を5秒間、人間の素手でタッチしてお散歩しても大丈夫な温度か確認してからお散歩をするようにしていきましょう。
そうすることで、愛犬の火傷も防ぐことができます。
実際に飼い主自身がどのぐらい夏場のアスファルトが熱いか体感することで、愛犬が感じている熱さを知ることができると思います。
『こんなに熱いんだ』と感じた方は、ぜひ注意をしてくださいね!
犬を散歩する時間帯でおすすめは『早朝』と『夜』
では、具体的に犬をお散歩に連れて行くのにおすすめの時間帯は、『早朝』と『夜』です。
しかし、この時間帯でも具体的には、『早朝』で朝の7時まで。夜は19時以降が良い時間であると思います。
理由としては、夏は太陽が昇る時間も5時前には上りはじめ、最近では7時頃から30℃を超えてしまう気温になってしまうことがあるからです。
できれば、その前の時間にお散歩することができれば、飼い主も愛犬もアスファルトなど気にせずに快適なお散歩をすることができると思います。
お散歩やジョギングをしている人もまだ少ない時間帯ですので、周りをきにせずにお散歩できるのもいい点ですよね。
早起きだけが、難点なんですが(笑)冬の朝よりはまだ、起きやすいですが。
次におすすめな時間帯は、19時以降の時間がお散歩には良い時間帯です。
日が陰って来る夕方以降は、お散歩に行けそうな気がしますが、油断は禁物で、まだまだアスファルトの温度はなかなか下がりにくいです。
とはいえ、仕事や家事などで難しい場合もあると思います。
ちなみに私は、22時以降にお散歩に行くことが多いです。さすがにそのころの時間になるとアスファルトの温度も気にせずにお散歩できると思います。
夜の時間は、みなさんの都合に合わせて時間を選んでいくのが良いかと思います。
ただし夕方など早めの時間帯にお散歩をする場合は、#わんタッチをして、必ずアスファルトの温度を確認するようにしてくださいね。
夏のお散歩にあると便利なおすすめグッズを紹介
まずは、こちらです。熱中症対策で必要になるのは、直接体に太陽を浴びないことがあります。
人間も洋服を着るのと同じように、犬も服を着ることで紫外線や太陽を遮ることができます。
特に被毛が黒や濃い犬は、太陽の光を吸収しやすいため、熱中症になりやすくなります。
それを防止するにはこのような冷感ベストを着用することで予防になります。
肉球の保護パットです。
主にフローリングのすべり止め用として開発されたものですが、肉球保護として外出する際にも使用できるアイテムになっています。
シリコン製の粘着テープで肉球に貼るだけなので、簡単に装着できるのがいですね。
夜のお散歩で注意したいのが、犬用のライトです。
懐中電灯を持ってお散歩をしていても愛犬には常時光を当てることはできません。
自転車や車からすると犬はやはり、醜いものだと思います。
このライトをつけていることで、視認性もよくなり、不慮の事故も防げると思います。
なんといっても一番は、犬用のシューズだと思います。
犬種別に様々なサイズが出ているので、砂浜や岩場などケガや火傷をしやすい場所に連れていく際に使用すると間違いがない逸品だと思います。
最近だと靴を履かせている方も増えてきているので、もはや珍しいものではなくなっているかもしれませんね。
夏と言えば、水分補給が欠かせないのは、人も犬も同じだと思います。
それなら栄養補給もできたほうがよいですよね。
合わせて食欲が落ちる季節でもありますので、栄養補助にもなれるのは、このヤギミルクだと思います。
より詳しく知りたい方は、こちらも参考しえみてください。
チワワを飼ってる私がオランダ産オトナのヤギミルクをおすすめする理由
まとめ
今回は、夏のお散歩の注意点を書いてきました。
実際に犬の夏のお散歩で注意している飼い主さんはまだまだ、少ないのが現状です。
また、犬もお散歩が楽しいのと飼い主さんと一緒に散歩ができることをとても楽しみにしている愛犬が多いと思います。
そのため、アスファルトが熱くても我慢してしまい、結果火傷をしてしまうことになってしまいます。
そうならないためにも、我々飼い主が夏のお散歩の注意点をしっかり理解して対策や予防策を考えておくことが大切になって来ると思います。
しっかりと、対策さえとればとても楽しい季節である夏を満喫できるのではないでしょうか。